ガジェット置き場です。
今回のテーマは「Apple AirTag」のレビュー記事。
AirTagはAppleから発売されている失くしもの防止ツールという印象が強いけど、
Apple製品の中では影が薄くて、意外と何ができるのかイメージがつきにくい。
というわけで、今回は「AirTagで何ができるか」というまとめ記事を作成していく。
では本題行きます。
【AirTag レビュー】「何ができる?」という人向けのまとめ記事。
AirTagはAppleの「忘れ物トラッカー」
AirTagはAppleから発売されている忘れ物トラッカー、失くしもの紛失タグ。
日常生活で失くしやすい、財布や自宅の鍵に括りつけて使用する。
例えばガジェット置き場は、自宅の鍵に括りつけて使用している。
毎日持ち歩くものを探す時間を減らすためのアイテム、それが「AirTag」というわけ。
iPhoneとの連携が必須。
AirTagを導入する際には、iPhoneとの連携が必須。
より詳細を説明すると、iOS 14以降に対応したiPhoneとの連携が必須。
さらに、「詳しい場所を探す」という機能を利用するには、iPhone11以降のiPhoneが必要になる。
ガジェット置き場のメイン端末はiPhone11だから、この『詳しい場所を探す』機能に対応しているというわけ。
【できないこと】Androidスマホでは使えない。
逆に言うと、AirTagはAndroidスマホでは使えないので、もしiPhoneユーザーでないなら、サードパティ製の類似製品を購入しよう。
例えば、Ankerから類似製品が発売されている。
AirTagの価格は約4000円/1個
AirTagの価格は1つあたり、4000円。
忘れ物防止タグの類似製品の中では、4000円という価格は若干お高め。
これはApple製品ブーストもあると思うけど、そのおかげでデザインは割とスタイリッシュに出来上がっている。
製品の外観等は要後述する。
購入先はAmazon、Appleストア、家電量販店。
記事作成時点(2023/08/19)でのAirTagの販売価格は以下の通り。
・Amazon 3,896円(税込)
・Appleストア 4,780円(税込)
・某家電量販店 約4700円(税込)
購入先はAmazon、Appleストア、家電量販店のいずれかになる。
Amazonが一番安く販売されている傾向があるので、基本的にはAmazonで購入してしまえばOK。
Appleストアだと、刻印のサービスが無料でついてくる。
刻印を入れたい人はAppleストアで購入してしまってOK。
特別な理由がない限りは、家電量販店で購入する必要はないかも。
そう言うガジェット置き場は、ヨドバシカメラで購入した。
安く買うなら4個入り。
AirTagは4個入りでお安く購入できる。
通常、4000円×4=16,000円のところ、まとめて購入で13,000円で購入できる。
セット購入で3000円ほどお安くなる。
ただ、4個のAirTagを使いこなせるかと言われると、正直微妙かも。
【レビュー】AirTagの外観、ファーストインプレッション。
ここからは、ファーストインプレッションとか、簡易レビューの枠。
まずは、AirTagの物撮りをバっと掲載する。
Appleなので、デザインは良い。
AirTagはApple製品というだけあって、デザインはかなりスタイリッシュ。
銀鏡面の前面に林檎マーク。
一目でAppleのAirTagと分かるデザイン。
厚みが結構ある。
AppleのAirTagは、厚みが結構あって、10円玉と比較すると一目瞭然。
タグというだけあって、結構薄いのかなと思いきや、意外と存在感がある感じ。
裸で薄い財布に入れて使うというのは結構難しいかもしれない。
軽い
実測定値は11グラム。
防水、防塵性能は申し分なし。
AirTagは防水性能、防塵性能ともに秀でている。
IPX67という規格に対応していて、防水防塵に関しては心配する必要は一切ないと思って良さそう。
バッテリーはボタン電池、1年で交換。
バッテリーは充電式ではなくボタン電池。
大体1年くらいで交換のタイミングが来るとの噂。
電池残量が少なくなると、iPhoneのアプリから通知があるから、通知を受けてからの交換でOK。
ケースにつけての運用が前提かも。
AirTagはケースやアクセサリを付けての運用が前提かもしれない。
勿論、裸でカバンや財布に突っ込んで使うこともできるけど、鍵やカバンに括り付けて使うには、別売りのアクセサリが必要。
ガジェット置き場は純正のLoopというアクセサリを購入して使用している。
Apple製品なだけあって、純正、サードパーティ製、色々なアクセサリが販売されている。
自分の使用用途にあったアクセサリを購入してしまってOK。
【鍵用】キーホルダー型ケース。
鍵につけることを前提とした、キーホルダー型のケース。
ケース自体がコンパクトなので、取り回しが楽そう。
【財布用】カード型ケース。
財布に入れることを前提として、カード型のケースも販売されている。
【マインド】探す時間を減らす、元を取る。
AirTagを導入することで、失くしものを探す時間を減らすことができる。
家の鍵とか、財布とか、家の中にあるはずなのにどうしても見つからないという時があると思うけど、そういう時にAirTagを導入しているとめちゃくちゃ役に立つ。
iPhoneの「探す」アプリを起動さえすれば、失くしもの場所まで案内してくれるわけだから、科学の進歩に感謝。
時給が仮に1000円だとしたら、失くしものを探す時間が累計4時間以上ある時点で元が取れることになる。
ガジェット置き場は多分元が取れると判断したから、購入に至った。
半ば強引な計算をしてしまったけど、失くしものを探す時間が減れば時間に余裕が出来て遅刻も減るだろうから、これで4000円は高くないと判断した。
「探す」アプリで見つける。
iPhoneの「探す」アプリで、AirTagを見つけることになる。
例えば、AirTagがある場所、位置情報をマップで特定できる。
【できること】音を鳴らして、場所を特定。
AirTagは音が鳴る。
自宅ですぐに持ち物の場所を把握できるので、この機能は非常に有難い。
音量はそこまで大きくないので、超豪邸に住んでいるような人は中々見つけづらいかもしれない。
(音量の調整も出来ない。)
そんな人は、次項の詳しい場所を探す機能が役に立つ。
【できること】「詳しい場所をさがす」矢印で場所を知らせる。
冒頭でも述べたけど、iPhone11以降のiPhoneだと、「詳しい場所をさがす」という機能が利用できる。
百聞は一見にしかずだから、詳しい場所を探している画面が以下の通り。
画像のように矢印でAirTagの場所を教えてくれる。
音と違って、視覚的にモノの場所を教えてくれるこの機能、
出かける直前の「財布と鍵が見当たらない!」と焦る機会が減る。
【できること】手元から離れるとiPhone側で通知(約10メートル)。
AirTagを取り付けた鍵や財布が手元から離れると、iPhoneに通知が来る。
この機能のおかげで、早めに忘れ物に気づくことができる。
具体的には、iPhoneとAirTagで10メートル以上の距離があくと、通知が来るという仕組み。
【悪用できない】AirTagは人の追跡に使えない。
AirTagは人の追跡や、子供の迷子対策に使うということが出来ない。
というのも、AirTagには以下のような特徴がある。
・他人のAirTagを検出できる(iPhoneユーザーのみ)。
・200メートル/8時間~離れると防犯音が鳴る。
これらの条件があるために、自分の持ち物に取り付ける以外の使い道は正直実用性がない。
この辺りを作りこんでいるのはさすがのApple。
そして、Apple公式からも以下のように宣言されている。
AirTagは、
不要な 追跡に 使われない ように 設計 されて います。
誰かのAirTagがあなたの持ち物に紛れ込んでも、あなたのiPhoneがそれを検知してアラートを表示。
見つけられない場合でも、AirTagが音を鳴らし始めるので安心です。
AirTagを付けている友だちがそばにいても、電車の中でAirTagを持っている人たちに囲まれても、心配ありません。
このアラートは、AirTagが持ち主から離れた時だけ有効になるからです。
ただ、完全に悪用される心配が絶対にないかと言われると、正直微妙だと思う。
【できないこと】リアルタイムでの場所の把握
リアルタイムでの把握というのは難しい。
というのも、AirTagにはGPSが搭載されていないから、リアルタイムでのAirTagの居場所を把握することは出来ない。
そもそも、どうやってAirTagの場所を特定しているのかというと、
自分のAirTagの信号を他人のiPhoneが認識することによって、他人のiPhoneがiCloudにAirTagの位置情報を送信。
その情報を元に、自分のiPhoneでAirTagの大まかな位置を知ることができるというわけ。
確かにリアルタイムでのAirTagの位置情報の把握は出来ないけれど、日本ではiPhoneユーザーが圧倒的に多いから、比較的リアルタイムに近い感覚で位置情報の確認ができる。
【めとめ】AirTagで出来ること、出来ないこと。
〇音を鳴らして場所を特定。
〇矢印で詳しい場所を特定(iPhone11以降の機種)
〇手元から離れた際に通知
△人の行動追跡等の悪用
×リアルタイムでのAirTagの居場所の追跡。
×iPhone以外のスマートフォンとの連携。