スマホ・ガジェット関連記事

【まとめ】コンセント付き「一体型モバイルバッテリー」のメリット、デメリット、おすすめ製品。

ガジェット置き場です。

今回のテーマは「コンセント付きモバイルバッテリー」について。

実は以前、コンセント付きのモバイルバッテリーに関する記事を投稿したんだけど、クオリティが微妙かつ全く伸びる気配がないから、

一度リライトをかましてしまおうというわけ。

最近は、多くのメーカーからコンセントが付いているモバイルバッテリー、いわゆる「一体型モバイルバッテリー」が発売され始めている。

コンセント付き「一体型モバイルバッテリー」のメリット、デメリット。

コンセント付きの「一体型モバイルバッテリー」って何?

「「一体型モバイルバッテリー」って何?」

という人のために簡単に説明すると、以下の画像のような製品がいわゆる「一体型モバイルバッテリー」と言われるモノ。

一般的なモバイルバッテリーにプラグが付いていて、なんとコンセント直刺しで充電出来てしまう優れもの。

ちなみに、上の画像の一体型モバイルバッテリーはドン・キホーテで約4000円で販売されている製品。

ドンキのモバイルバッテリーが特別おすすめというわけではないのだけれど、当記事作成に当たって何度か登場するのでご理解いただきたい。

コンセント付きの「一体型モバイルバッテリー」のメリット

メリット デメリット
モバブ充電用ケーブルが必要ない 値段が高い。
コンセント直刺しが便利 重い&デカい。
家では充電器、外ではモバイルバッテリー コスパの良い製品が少ない(感想)。

以下でコンセント付き「一体型モバイルバッテリー」のメリットをまとめる。

【メリット】充電用のケーブルが必要ない。

コンセント付き「一体型モバイルバッテリー」は充電用ケーブルが必要ない

例えば、普通のモバイルバッテリーは、バッテリー本体の充電にもケーブルが必要。

ガジェット置き場が以前レビューしたGEOのモバイルバッテリーの充電にはMicro-USBケーブルが必要。

最近のスマホはほとんどUSB-Type-Cを搭載していて、スマホとモバイルバッテリーの充電ケーブルを使い回せない。

Micro-USBケーブルはダイソーでも販売されていて、入手の難易度は別に高くない。

だけど2023年現在、ガジェットの端子はType-Cに統一されていく傾向にあるから、今更Micro-USBのケーブルを購入するのって正直気が引ける。

iPhoneならLightningケーブルが必須だから、確定でモバイルバッテリー専用のケーブルを持ち運ばなくてはいけない。

これはダルい。

コンセント付き「一体型モバイルバッテリー」なら、スマホ充電用のケーブルを一つ持ち運ぶだけでOKだから荷物が増えなくて神。

【メリット】コンセント直刺しはとても便利。

コンセント直刺しは超便利。

「一体型モバイルバッテリー」にはプラグが付いているので、コンセントに挿すだけで充電が開始されてしまって、これが超便利。

もうケーブルを探す必要も、ACアダプタにUSB端子を挿す必要もない。

コンセントに直刺し、あとは放置で充電が終わり。

一度体験してしまうと、便利すぎてやめられなくなる。

【メリット】普段はACアダプタ、外出時はモバブとして使える。

普段はACアダプタ、緊急時にはモバイルバッテリーという使い方が出来てしまうのが「一体型モバイルバッテリー」のメリット。

普段はコンセントに繋いでおいて、

「スマホの充電し忘れた!」

というような絶望の朝に、ACアダプタをコンセントから外してしまえば、充電が満タンのモバイルバッテリーがはい完成、

というわけ。安心感がヤバい。

コンセント付きの「一体型モバイルバッテリー」のデメリット

以下でコンセント付き「一体型モバイルバッテリー」のデメリットをまとめる。

【デメリット】性能の割に価格が高い。

コンセント付きの「一体型モバイルバッテリー」は性能の割に価格か高いことが多い。

例えば、ガジェット置き場の所有しているドンキの「一体型モバイルバッテリー」に関しては、

10000mhAのモバイルバッテリーで、価格は4000円。正直コスパ微妙。

例えばAnkerの一体型モバイルバッテリーの中で
性能とコスパのバランスが最も良いAnker 733 Power Bank
は約14,000円

Anker 733 Power Bankは30w出力PD対応パソコン充電OKバッテリー10,000mhAコンセント付きの、

いわゆる全部載せの製品。

それでいて、コンセント付きモバイルバッテリーの中では比較的コスパの良い製品に仕上がっている。

現段階で最も「性能と価格の組み合わせ」、
いわゆる「コスパ」に優れた一体型モバイルバッテリーで14,000円。

コンセントが付いていることを除くと、「PD対応の30w出力10000mhAの充電器」。

これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれ。

俺は、ちょっと高いと思う。

(追記)購入しました。最初の1万4000円が鬼門ですが、生活のストレスが減って幸せになれます。

【デメリット】重い&デカい

コンセント付きの「一体型モバイルバッテリー」は正直重い。

最近はモバイルバッテリーの小型化が進んできてはいるんだけど、

一体型モバイルバッテリーは、コンセントが備わっているから、筐体自体が大きい。

そして、リチウムイオンバッテリーを搭載しているから、ACアダプタとしては重い。

モバイルバッテリーとしてはデカい

ACアダプタ(充電器)としては重い

このどっちつかなさが、一体型モバイルバッテリーのデメリットかも。

コンセント付き「一体型モバイルバッテリー」選ぶ際に注目するポイントはここ。

以下で、コンセント付き「一体型モバイルバッテリー」の選び方についてまとめる。

項目 コメント
値段 基本的にちょっと高い。
出力 パソコンOKか、PD対応か等用途に合わせて選ぶ。
バッテリー容量 10,000mhA以上がおすすめ。
USBポートの数 1発でも十分、2発あると安心。

 

最大の鬼門【値段】

モバイルバッテリーに限らずとも、購買の最大のトピックが値段

先ほども少し述べたけど、

前提として、

コンセント付きモバイルバッテリーは、同じ性能の普通のモバイルバッテリーと比べて基本的に「値段が高い」。

コンセントが付いているというだけで、値段が二回りくらい上がってしまうのが「一体型モバイルバッテリー」購入時の懸念すべきところ。

コスパの良い製品に関してはさらに下の項でまとめるので、このまま読み進めて欲しい。

【出力】PD対応か、パソコンOKか。

モバイルバッテリーを選ぶ際は、出力が結構重要になってくる。

出力の大きいものほど、多くの電力を供給できるから、当然デバイスの充電も早く進む。

基本的には出力ワット(W)の大きいほど、値段が高くなっていく。

PD出力に対応していると、スマホの急速充電が利用出来たり、中にはパソコンの充電までできてしまうこともある。

PD(Power Deliver)は、USB Power Delivery規格のことを指し、PD出力はこの規格に準拠した電源アダプター、バッテリーパックなどの製品から出力される電力のことを指す。
USB Power Delivery規格は、最大100Wの電力を供給することができ、急速充電やデバイス同士の接続などに使用される。

ただ、PD出力に対応&パソコンの充電も出来る&コンセントもついているというような製品は、

正直かなり値段が高くなってしまうのは覚悟しないといけない。

バッテリー容量はどのくらいか。

容量の大きさもモバイルバッテリーを選ぶうえで重要なポイントになってくる。

ただし、コンセント付きで充電容量の大きい製品って結構製品が少ない。

最低でも5000mhA、パソコンも充電するなら10,000mhAくらいあった方が良い。

当然、バッテリー容量が多いと値段もお高くなる。

搭載されているUSBポートの数

搭載されているUSBポートの数も重要になってくる。

例えば、USBポートが2発搭載されていると、スマホとワイヤレスイヤホンが同時に充電できたりする。

搭載されているポートの種類としては、ノーマルのUSB(USB-A)やUSB Type-Cなどが挙げられる。

ポートや使用しているスマホの機種によっては、新しくケーブルを購入する必要が出てくる。

コスパの良い【おすすめ】コンセント付きモバイルバッテリーまとめ。

ここからは実際にコスパの良い製品をまとめていく。

やっぱり【Anker】が強い。

ここまで記事を読み進めてくれた人の中で、Ankerを知らない人はもはや知らないと思うけど、

今回いろいろな背品を比較した感じ、やっぱりAnkerが強い。

一体型モバイルバッテリーって、最近でこそようやく色々な製品が発売され始めているけれど、

正直どれもピンとこない製品が多かった。

だけど、Ankerの製品はこのコンセント付きモバブ市場でも強くて、

「この性能でこの値段は割とアリ!」

みたいな製品がいくつかあったので、以下で2製品を紹介しようと思う。

Anker 733 Power Bank

Ankerから発売されている一体型モバイルバッテリー、Anker 733 Power Bank

これは当サイトの独断になってしまうんだけど、多分最も性能と価格のバランスが取れた製品。

家では最大65W出力の充電器として。

外では最大30W出力のモバイルバッテリーとして使える。
(PCによっては30Wでは足りないことも…)

最上位モデルに140W出力のモデル「Anker 737 Power Bank」も一応存在しているんだけど、正直超マニアック感が否めなくて、

そしてコンセントも付いていないから、今回の趣旨ともズレてしまっているし、

一般人が一般の用途に使うには733 Power Bankが分相応だと判断した。

ガジェット置き場としては、Anker 733 Power Bank を一押しさせて頂きたい。

(追記)購入しました。使用感想としてはサイコーの一言。レビュー記事はコチラ

Anker PowerCore Fusion 10000

「は?1万4000円なんて聞いてねぇよ!」と思うなかれ。

Ankerからは6000円で購入できるコンセント付き「一体型モバイルバッテリー」も発売されている。

その名も「Anker PowerCore Fusion 10000」。

さっきの733 Power Bankはモバイルバッテリーというよりかはもはやハブ、充電ポートのような感じで、

気軽に持ち運ぶ製品としては少しデカすぎるかもしれない。

そんな人には、Anker PowerCore Fusion 10000がおすすめ。

スマホやタブレットはもちろん充電できるし、そこまで大きくないから、日々の持ち運びもさほど苦にならない。

というわけで、「Anker 737 Power Bankはちょっと自分にはオーバースペックかな…」という人には、

Anker PowerCore Fusion 10000をお勧めしたい。

ちなみに、

「Anker PowerCore Fusion 10000」でパソコンは充電できるの?

と思うかもしれないけど、結論から言うとパソコンの充電は少し厳しそう

というのも公式からは「ノートPCの充電に対応しています」とは一切アナウンスされていない

公式からの明言がされていない以上、自分のPCが充電できなくても文句言えないので、PCに使用する用途であればもっと上位グレードのモデルを購入しよう。

Anker PowerCore Fusion 10000とノートPCに関してはこの方の記事がとても参考になるので、是非参照してほしい。

MacBookもいける!『Anker PowerCore Fusion 10000』最強の充電器一体型モバイルバッテリー。

【まとめ】コンセント付きモバイルバッテリーはくせ者ガジェット。使用用途に合わせて選ぶ。

まとめになるけど、コンセント付きモバイルバッテリーは正直くせ者。

バッテリー容量の大きいモバイルバッテリーはたくさんあるし、出力が大きいモバイルバッテリーもたくさんある。

コンセントが付いているいわゆる充電器、ACアダプタも世の中にはたくさん種類があるけど、

それらの特徴を網羅した、いわゆる

・バッテリー容量の大きい
・出力が大きくてPCも充電出来て
・しかもコンセントまで付いとります

みたいな製品はますます選択肢が狭いし、値段も高いし、マイナーなガジェットだから情報を探すのにも一苦労。

だから、一つのサイトの情報だけを鵜呑みにせず、自分の使用用途に合わせて購入してしまってOK。

ガジェット置き場としては、

スマホ、ワイヤレスイヤホンの充電だけできればOK。
Anker PowerCore Fusion 10000

パソコンも充電したい。
Anker 733 Power Bank(モバブ使用時は30W出力なので注意)

 

-スマホ・ガジェット関連記事