アニメ感想

「デカダンス」最終話感想。異端からの王道で最高に面白い!

こんにちは、ガジェット置き場です。

今回はタイトル通り、テレビアニメデカダンス」の感想記事です。

余談からさせていただくと、

当サイトは名前の通り、ガジェット系ブログなんですが、

サイト開設当初はちょくちょくアニメ記事を投稿していました。

最近は、ガジェット記事の方のアクセスが増えてきているので、アニメ記事を投稿するのは控えていました。

ただ、テレビアニメ「デカダンス」は面白過ぎたので、どうしても記事にしたかった。

という訳で、誰も興味のない余談はさておき、本題に入っていこうと思います。

ネタバレ及び個人的感想が多く含まれる記事ですので、閲覧には十分お気を付けください。
12話視聴後の閲覧を強くお勧めします。

最終回、アニメ「デカダンス」異端からの王道で最高に面白い。

独特の世界観が魅力の「デカダンス」

「デカダンス」は、アニメーション原作で、2020年7月より放送されているテレビアニメです。

デカダンスの面白さは、なんといっても、

アンドロイドがゲームのプレイヤーで、人間側がゲームの世界の住人

という独特の世界観から生まれているのは言うまでもないですよね。

ただ、1話時点ではアンドロイド側の視点は描かれず、

あくまで怪物が大量発生する地域の人間たちの姿だけが描かれているだけです。

最初は割とありがちなバトルアニメなのかなぁと思わせてからの、

衝撃の2話からは視聴者の予想と全く別の方向に物語が走り出します。

2話で初めてアンドロイドの世界が描かれるわけですが、

PVや予告ではアンドロイド世界の描写をしきりに隠していたので、

視聴者の衝撃を高めるという、制作側の「やってやったぜ感」が垣間見えますね。

ただ、あまりに意外な展開に2話切りしてしまった人が結構居るみたいですね。

(個人的には分からんでもないですが・・・)

ただ、そこからの展開はとてつもなく面白いので、2話切りする気持ちをグッと堪えて、もう1話踏ん張って欲しいです。

アニメ「デカダンス」のあらすじ

物語の舞台は、

アンドロイドたちが、人間界に「ガドル」という怪物を送り出し、

人間と対峙させることで、

エネルギー供給

アンドロイドの娯楽を生み出すためのサービス(以下システム)が展開されている世界。

そんなアンドロイド世界の住人であり、

地球でシステムの闇稼業を担っていた主人公「カブラギ」が義手の少女「ナツメ」と地球で出会う。

ガドルのいない平和な世界を願う彼女と生活を共にするうちに、

カブラギの心境は徐々に変化していき、システムを破壊しようと決意する。

しかし、そんなカブラギはシステムからアンドロイド世界で「バグ」いわゆる「システム不適合者」と判断されてしまい、隔離施設に送られてしまう。

それでも、カブラギはアンドロイド世界で仲間を募り、システムを破壊しようと暗躍する。

というのが「デカダンス」のざっとした流れでしょうか。

デカダンス12話(最終回)のあらすじ

ここからは、最終話のネタバレなります。

12話をまだ視聴していないという方は、以下の内容を絶対に閲覧しないでください。

(誤操作防止のため、ツイートの埋め込みを行います。)

 

 

 

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デカダンスに接続を試みたカブラギ

デカダンスに無事接続は完了したものの、デカダンスはすぐには起動せず。

カブラギの起動が完了するまでに、昔のデカダンスのパーツをかき集めることに。

ジルや司令官のミナトによる計らいで、

過去のデカダンスのパーツを使用可能にするというミッションを開始。

プレイヤーやギアの活躍でパーツは使用可能に。

あとは、カブラギ×デカダンスの軌道待つのみという状況になる。

そんな最中、デカダンス内部では、カブラギとシステムとが対峙してた

システムは、

現在の事象はあくまでバージョンアップの一部に過ぎず、

カブラギの行動自体もあくまでシステムの一部に過ぎない

という。

ただ、カブラギは限界まで足掻くことを再決意し、デカダンス起動

デカダンスと過去パーツの接続が完了。

巨大ガドルへ一撃をかますも、パワー不足でドドメを刺せず、

そんな中、カブラギはゲーム内では禁忌とされているリミッター解除することで、

デカダンスキャノンのパワーを上乗せ

なんとか巨大ガドルの退治に成功します。

しかし、リミッター解除のせいもあり、

デカダンスは崩れ落ち、カブラギの本体は故障してしまう

3年後、大幅リニューアルがされたデカダンスが描写され、そこには人間とアンドロイドが共存している姿が描かれています。

そこにはフィールド探索のガイドとしてのナツメの姿もありました。

そしてそこには夕日を背にする、どこか見覚えのある男の姿も。。。

というのが、デカダンス最終回のざっくりとしたあらすじでしょうか。

デカダンス最終回「Decadence」を視聴した感想。

ついに迎えたデカダンス最終回ですが、終わり方はTHE王道という感じでしたね。

地上には平和が訪れ、アンドロイドと人間は共存することに

デカダンスシティはあくまで、娯楽施設ということで、

アンドロイドたちは引き続き上空に居住区を築きつつ、

ゲームのプレイヤーは今までは人間の素体としてログインしてから地上に降りていたのに対し、現在ではアンドロイド本体が地上に降りるようになった。

デカダンスの世界はこれからも続く。。。

という感じでしょうか。

僕の視聴したアニメは、なぜか超バッドエンドとか、めちゃくちゃ後味の悪い作品とかが多いんですが、

こういうクセのない終わり方も、面白いですね。

ただ、個人的には意外とあっさり終わってしまったというか、

もう一展開あっても良かったような気もするんですが、どうですかね。

ただ、12話という短い期間でこれだけボリューミーな内容なので、十分満足ですね。

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デカダンスを全話視聴した感想

コロナ渦の最中1クールの放送を終えた「デカダンス」ですが、全話視聴した感想は率直に面白かったです。

世界観、シナリオともに高クオリティで、

同時期に放送されていた人気小説原作作品に負けず劣らずの面白さでした。

2話で視聴者完全置き去りのシナリオに舵を切ったデカダンスですが、

12話でここまで余韻に浸れる作品を作れるのは、素人目ですが、普通にスゲェなって思います。

個人的には9話が印象強いですかね。

う〇こ工場を逆流させてガドルを全滅させたあの回です。

「限界まで足掻く」という信念を、

ナツメからカブラギへ。カブラギからサルコジへと繋いでいき、最終的には・・・

こういう系の話に滅法弱い運営主ですが、この回だけは3回以上見返しました。。。

最終話までを試聴して、個人的には

デカダンスの世界に至るまでの歴史とか、

システムの詳細部なども見てみたかったというのが今一番思うことですが、

デカダンスの世界観については、2話で説明がなされていますし

この作品で描きたかったのはそういう部分じゃないから詳細を求めるとか野暮だろ!

と言われてしまえばそれまでですが。。。

「デカダンス」は世界観が唯一無二で面白かった!

という訳で、テレビアニメ「デカダンス」を全話視聴した感想でした。

久々のアニメ記事ということもあり、お見苦しい点があったかもしれませんが、その辺はご勘弁ください。

現在、最終話放送からまだ1時間しか経過していないということもあり、まだ余韻に浸っておりますが、

制作関係者の皆様、お疲れ様でした。

という訳で、また面白すぎるアニメを試聴したら記事にしようと思います。

普段はガジェット系記事を多く投稿している当サイトですが、もしよければ他の記事も是非ご覧ください。

以上です。

 

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