ガジェット置き場です。
今回のテーマは、SOUNDPEATS Air5 Pro Plusのレビュー記事。
ご縁があって、プロモーションと製品提供を受けたので、レビュー記事を作成しようと思う。
まず正直に言うと、
この数年、ミドル帯ワイヤレスイヤホン(7,000〜12,000円クラス)の音質って、本当に飽和していた。
Air4 Proのレビューでも書いたけど、
「どれ選んでもそれなりに良い。差が分かりづらい。」
そんな世界になっていた。
だから最初は、今回も“いつものミドル帯の勝ちパターンね”くらいに思っていた。
でもAir5 Pro Plusは、箱を開けて使い始めてすぐに違った。
素人でも“音が良い”と分かるレベルで、明らかに頭ひとつ抜けてる。
久々に「あ、これひと段階違うな」と感じたイヤホン。
では本題へ。
SOUNDPEATS Air5 Pro Plusは機能盛り盛りのハイミドル帯イヤホン

Air5 Pro Plusは、1万円前後で以下の全部盛り。
ハイブリッドドライバー(BA+ダイナミック)
LDAC / aptX Adaptive
aptX Lossless(Snapdragon Sound対応)
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
外音取り込みモード
ゲームモード(低遅延)
マルチポイント対応
QCC3091チップ採用
専用アプリ(EQ・モード制御)
最大再生約40時間
タッチ操作
IPX防水
ガジェット置き場のようなイヤホン素人が特に重要視するのは太字のところだと思うけど、
・ANC(ノイズキャンセリング)
・外音取り込み
・マルチポイント対応
の最近のミドルスペックイヤホンの必須項目を網羅しているから、機能的には必要十分って感じ。
音質に関しては、最初は「はいはい、LDACとかaptXとか、またコーデック名をいっぱい並べた“いつものやつ”ね」と思っていた。
ワイヤレスイヤホン界隈では、スペック表が豪華なほど“なんとなく良さそう”に見える定番パターンがあるからだ。
でも、Air5 Pro Plusで大事なのは技術名ではなく実際の体感。
2週間使って分かったのは、音質そのものの出来が一段上で、これは素人目にもハッキリ分かるレベルだった。
SOUNDPEATS Air5 Pro Plusは12,000円の安牌な選択肢

今回のAir5 Pro Plusは価格が約1万2,000円。
もうミドルというより、完全に “ハイミドル帯”のワイヤレスイヤホン だ。
1万円未満のうどんライクなカナル型イヤホンは世の中に山ほどあって、とにかくライバルが多い。
ガジェット置き場もこれまで1万円未満のイヤホンを何個も買ってきたけど、
最近の1万円未満は確かにコスパはいいが、音質も機能も似たり寄ったりで差が分かりづらい のが現実。
でも、Air5 Pro Plusは12,000円という“ちょい上”の価格帯のおかげで、
1万円未満のイヤホンと比べても明らかにパワーアップしているのが素人でも分かる。
どれも「あ、上位感あるな」とハッキリ伝わってくる。
つまり、「リーズナブルに抑えたいけど、1万円未満はちょっと不安…でもミドル帯で失敗したくない」
こういう人にとって、Air5 Pro Plusはまさに “安牌の選択肢” になり得るモデル。
1万円クラスでは埋もれがちだった“分かりやすい差”を、
12,000円という絶妙なラインでしっかり出してきたイヤホンだと思う。
SOUNDPEATS Air5 Pro Plusは王道のカナル型イヤホン

Air5 Pro Plusはいわゆる王道のカナル型イヤホンと言われるやつ。
カナル型イヤホンは本当に市場に出回っている数が多くて、いざ自分で買うとなると選択が難しい。
うどんライクのカナル型イヤホンだから、AppleやAnkerからも類似製品が連発されていて、ライバルが多い。
Air5 Pro Plusを取り巻く環境はレッドオーシャン真っ只中というか激戦区なんだ。
デザイン:ケースの高級感に驚く
まず一目見た時に感じたのは、ケースの高級感。
ガジェット置き場が過去にレビューしたAir 4Proと比較すると以下の通り。

Air 4Proはケースに光沢があってケース表面のプラスチック感がどうしても否めなかったんだけど、今回の Air5 Pro Plusはマットな質感で高級感が高い。
加えて、平型のイヤホンケースはポケットに入れたとき、膨らまないのは地味に嬉しい。
ケース内部は結構特徴的で、イヤホンを差し込むタイプというよりかははめ込むタイプ。
使いにくいとかは特にない。
装着感:普通のカナル型
装着感というかつけ心地に関してがは、いわゆる普通のカナル型という感じ。
イヤーピースを耳に押し込む昔からの装着感で、安心する感じ。
音質:普通を超えて、結構良い。

音質に関しては、まずひと言で言うと 「普通を超えて、結構良い」。
これまで1万円未満のイヤホンは、正直どれも似たり寄ったりで、
音質に“天井感”があった。
どれを選んでも大きく外れない代わりに、
「お、この音は違うな」と思えるほどの差も感じにくかった。
でもAir5 Pro Plusに関しては、
素人目に見ても“違いが分かる”レベルで音が良い。
実際に手持ちのミドル帯と聞き比べても、
「今回のほうが明らかに良いな」と素直に思えた。
音の透明感、分離感、厚みがちゃんとワンランク上。
さすが1万円超えのモデルというか、
ミドル帯の中でも“頭ひとつ抜けている”という印象だった。
ANC(ノイズキャンセリング):実用十分。これでいい。
ANCはしっかり効いている。
電車・バス・街中といった日常レベルはもちろん、もう少し騒がしい環境でもちゃんと役に立つ。
特に印象的だったのは、“音の強い場所”での効き方。
・パチンコ屋みたいな爆音環境
・工事現場のような 低音がゴゴゴと響く場所
・ざわざわした繁華街の雑踏
こうした“ノイキャン泣かせ”の環境でも、Air5 Pro Plusは一段階ノイズをストンと落としてくれる。
もちろん、上位3万円クラスの超強力ANCと比べるわけにはいかないが、ミドル帯〜ハイミドル帯で求める「これで十分」ラインは確実に満たしている。
外音取り込み:健闘している。「徐々に進化している」を感じる。
外音取り込み機能が一般化してからもうかなり経つけれど、Air5 Pro Plusの外音取り込みはその“昔のもの”とは明らかに別物。
不自然に強調されたり、こもったりすることが少なく、声や環境音がスッと自然に入ってくる。
店員さんの声やアナウンスもクリアで、歩行中でも耳が疲れない“実用的な外音取り込み”に仕上がっている。
着々と進化を感じる。
マルチポイント搭載で神。

マルチポイントの動作が安定していて、スマホ ↔ PC の切り替えがとてもスムーズなのもポイント。
マルチポイントは、複数のデバイスに同時接続しておいて、そのとき操作しているデバイスに合わせて音声の発信元が自動で切り替わる仕組みのこと。パソコンとスマホを両方使うガジェットブロガー的にはもうこれは必須機能なんだ。
一昔前の「ミドル帯だけど頑張ってマルチポイントもつけました!」系のイヤホンだと、
接続の切り替え時に“ワンテンポ遅れる”“一度無音になる”“意図しないほうに接続が飛ぶ”といった小さなストレスがどうしてもあった。
しかしAir5 Pro Plusでは、そのあたりの細かな不快感がかなり減っている。
切り替えの引っかかりもほぼなく、普段使いの中で「勝手に止まった」「接続先が迷う」などのトラブルも感じなかった。
こういう細かいディテールの完成度が、実際の使い勝手に大きく影響してくるのでありがたい。
バッテリー:そこそこ長持ち。不満なし。

バッテリーに関しては、スペック上では
イヤホン単体で約7時間、ケース込みで最大40時間とされている。
ただし、これはあくまで“理論上の最大値”であって、
実際の使用ではここまで伸びないのは、どのワイヤレスイヤホンでも同じ。
だからこそ、最終的には実際に使ってみたときの体感が大事になってくる。
そして肝心の実使用感だけど――
体感としてはしっかり持つほうだと思う。
「1日どころか次の日まで余裕で…」とまでは言わないものの、
通勤・作業・動画視聴を挟んだ1日の使用で
バッテリー残量が心許なくなることはほとんどなかった。
朝にケースへ少し充電しておけば、普通の1日なら十分戦える。
スペック値と実使用のギャップは当然あるものの、
そのうえで“持つほう”に入るバッテリー性能という印象。
SOUNDPEATS Air5 Pro Plusはミドル帯を一段飛び超えたイヤホン

SOUNDPEATS Air5 Pro Plusは、
・音質 → 普通を超えてかなり良い
・ANC → ミドル帯を超える実用強度
・外音取り込み → 自然で耳が疲れない
・マルチポイント → 切り替えのストレスがほぼゼロ
・ケース → 思った以上に高級感がある
・バッテリー → 体感でもしっかり持つ
1万円未満の“どれも似たり寄ったり問題”に悩んでいた人には、ちょうどいいアップグレード先になるはず。
「安く抑えたいけど、しっかり差も欲しい。」
そんなわがままを、約12,000円という絶妙な価格で叶えてくれるイヤホンだった。
値段に対して得られる満足度が高く、ミドル帯〜ハイミドルを狙う人にとっては普通に“安牌”の一台だと思う。


