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【ID:INVADED10話】感動の第10話感想『幸せな過去より残酷な現実を選ぶ』

 

どうも『ガジェット置き場』です、

テレビアニメ『ID:INVADED イドインヴェイデッド』の第10話が放送されました。

リアルタイムで見ていたんですが、いや…面白かったです

というわけで今回は、イドインヴェイデッド第10話を視聴した感想を書いていこうかと思います。

 

 

【ID:INVADED】10話を視聴した感想。

10話のあらすじ

感想を書く前に、10話の概要をざっくりとまとめておこうと思います。

まず、前回までのあらすじ。

飛鳥井木紀のイドに潜った坂井戸。

その世界は過去の世界で、坂井戸は現実世界で自身の家族を殺害した連続殺人機『タイマン』を殺害。

その後、正当防衛が認められ、入院中、タイマンの被害者でありイドの井戸主である飛鳥井木記と接触。

坂井戸は飛鳥井の特殊能力を知り、現実世界で坂井戸が留置所で自殺に追い込んだ、連続殺人鬼「顔削ぎ」が事切れている(恐らく坂井戸が自殺に追い込んだ)場面を描写を写して、9話が終了。

 

そして、10話ですが、同じく秋人は飛鳥井の夢の中に現れる殺人鬼、腕もぎ、舌抜き、股裂きを排除(自殺へ追い込んだ?)します。

しかし、飛鳥井は「自分が自分でなくなってしまうのではないか」という趣旨の発言をします。

挙句には「人間のままで死なせてほしい」と秋人に自分を殺してくれと頼む始末。

当然秋人は了承せず、自分に出来るのはジョンウォーカーの正体を突き止めること、とだけ言い残し飛鳥井の元を去りました。

その後、飛鳥井が疾走する事件が発生し、徐々に現実世界との類似点を見せ始める過去の世界

しかし、秋人は『今のこの世界』すなわち過去の世界が現実世界で、イドの外の世界の方が夢の世界だったと錯覚し始めます。

そして、穴空きを殺害すべく1話登場の「つぼたこ」に向かうと、そこには本堂町の姿が

本堂町も秋人イドの中のイドに入っており、なんとこの世界に来てからまだ20分ほどしか経っていないとのこと。

秋人は『現実世界は夢であり、この世界こそが現実なのだと』主張しますが…

結局は過去の世界を捨てる決心をします。

本堂町のいる時間軸は2019年4月20日。対して、秋人のいる時間軸は描写から2018年11月。出会うはずのない二人が出会ったことで、イドの世界が崩壊し始めます。

秋人は家族にすぐ逃げるように言いますが、当然家族もそんな言葉を真に受けるはずがありません。

そして、今までの思い出がフラッシュバック。このシーンはマジで泣きそうになりました

秋人は『いつか必ず帰る』という約束を交わして、ジョンウォーカーを探しだそうとしますが、

ここで砂漠の世界での10分が経過、秋人は過去の世界から排出されます。

排出される間際に、秋人はこの世界で調べ上げてきたことを本堂町に託し、元居た砂漠のイドの世界へ排出されました。

第10話の考察

まずは軽く考察を。

本堂町の潜った秋人の雷のイドの未来=秋人と穴空きの潜った砂漠のイド

となるのであれば、秋人のイド内にあったコクピットも砂漠のイドにあったコックピットも飛鳥井のものであるのには納得がいきます。

時間軸に関してですが、イドの時間と過去の世界の時間の流れには関係がないように思えます。

全開の記事で、砂漠のイドでは時間が止まっていたようなので、秋人は一生排出されないのではないか。という考察をしましたが、それは間違いでしたね。

10話を視聴した感想

いや、マジで泣きそうでした

回想はズルいですよ・・・

今まではサバサバしていたというか、殺人犯として現実の世界を生きていた鳴瓢秋人ですが、過去の世界では警察官であり家族を持つ一人の人間でした

きっと過ごせるはずだった日々』を過ごした秋人は、家族を失った現実世界と重ね合わせ、幸せな日々を思い出すわけです。。。

幸せな日々が少しずつ崩れていくあの感じがもう、ね…今この記事を書いてる時点でちょっと泣きそうです(笑)

個人的には秋人の

俺がどこかに行くのか?違うだろ、キミたちがどこかへ行ってしまったんだ!

というセリフが非常に印象強いですね。

この世界の家族には理解し難い発言でしょうが、

秋人の核心がこの台詞に現れていると思います。

BGMとアニメーションが相まって最高に良かったです。

まとめ

いやぁ・・・もう、敢えて深くは語りませんが、ID:INVADED10話。最高に良かったです。

鳴瓢秋人の人間性が見れた、そして現実を見ようとする力強さが表れた、そんな1話でした。

次回は穴空き回となるのか、はたまた本堂町がジョンウォーカーを過去の世界で追う回になるのか分かりませんが、残り3話の放送を楽しみにしておきます。

以上です。

 

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