アニメ感想

つまらないとは言わせない!テレビアニメ「トクナナ」は神作でした!

散々な評価をされていることでおなじみのテレビアニメ「トクナナ‐警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課」ですが、年末に最終回が放送されました。

今回はそんなトクナナについて、全話を視聴し終えた感想と、思ったことを述べようと思います。

久しぶりのアニメ感想記事ですが、例の如く個人的感想、ネタバレ多めなのでご注意ください。

つまらないとは言わせない!テレビアニメ「トクナナ」は神作でした!

嵐が過ぎ去ったように終わったトクナナ

この作品、オリジナルアニメなのでネタバレを見る心配がありませんでした。
なので毎週欠かさず視聴していたのですが、
ですが、見出しにもあるように「嵐のように去っていった」というのが個人的な感想です(笑)。

気づいたら終わっちゃったという感じですね。

何というか、物語に膨らみがないというか、深堀りが無さ過ぎてイマイチ作品にのめりこめませんでした。

ナイン」という犯罪組織と「ドラゴン」という大きな存在に少人数で打ち勝った。

そしてようやく平和が訪れる。

という大まかな内容くらいしか印象に残りません。

ドラゴン」が物語のキーキャラクターとして登場しますが、正直説明が足りないです。

ボスが元ドラゴンだった、ということは分かりましたが、
それがどうしてトクナナを束ねるに至ったのか。せめてその経緯くらいは見てみたかったです。

他にもエルフとかドワーフとか、一見ファンタジー要素を含むと思いきや、作中でそれらについて詳しく言及されることはほとんどありませんでした。

なんか頑なに深くを語らない感が否めませんでした。

というのも、『トクナナ』は、
犯人やトリックに重点を置かない1話完結の王道刑事モノ」かつ、「昔の刑事モノ
という構想を土台に企画されたものらしいです。(Wikiより)

 

うーんなるほど、という感じですね。
確かに企画のコンセプトからするろ、作りたいものを作れたのではないかな。と思いますが、
各キャラクターについて、設定は悪くないので、もう少し掘り下げた回があっても良かったんじゃないかと。

全体的に消化不良、もう少し深堀りすれば面白くなりそうなだけに残念でした。
まあそういうのはコミック(後述)でやるのかも…

 

 

トクナナの良ポイント

当然良いところもありましたよ。

前記事でも述べましたが、声優陣が超豪華
当然、演技は一切違和感なく、流石実力派声優だなという風に感じました。

キャスト

七月青磁:下野紘
一ノ瀬栞:津田健次郎
二条クジャク:鈴木達央
四季彩紅音:甲斐田裕子
ベルメール・サンク:小澤亜李
遠藤六輔:乃村健次
桐生院左近零衛門:森川智之
ウォーロック:平田広明
謎の男:松岡禎丞
黒真珠:島﨑信長

あと各キャラの個性が立っていたということかな。

そのせいで一番異常な能力を持つはずの主人公が薄くなってしまっているような気もしますが。

とはいってもキャラ設定は悪くない、キャストの演技力もあって違和感なく内容が頭に入ってきました。

あとベルメールがめちゃんこ可愛い。

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トクナナの過去が描かれたコミカライズが発表

 

月刊コミックジーン」にてトクナナの前日譚を描く作品が連載中とのこと!
(2020年1月現在)

公開された作品は全て拝見させていただきましたが、

本作には一ノ瀬と三潴の過去や、本編で描かれなかった、設定について多少言及があるので、

本編だけでは消化不良という方はぜひこちらにも目を通してみてはいかがでしょうか。

(ストーリーに関してはこっちの方が面白い気がするのは内緒です。)

個人的には結構面白いと思うのでぜひ↓

https://comic.pixiv.net/works/5814

 

さいごに…


さて、色々言ってきましたが、

正直なところ、終わったら終わったで寂しいです。


ストーリー設定に思うところがありながらも、

あのキャラクターたちの活躍をもう見ることが無いと思うとどこか寂しい。

そう思ってしまうということは、 実のところ、

僕はこの作品が結構好きだったのかもしれないですね。

以上です。

別のトクナナ記事はコチラ↓

https://gazyetto-de.com/2019/11/24/2019-11-24-235534/

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